アルトサックスなんちゃってジャズマンのジャズ日記 > ジャズに使われる楽器 > アルトサックスアルトサックスとは?調性は変ホ(E♭)調で、実音は記譜より長6度低い。標準的な音域はヘ音記号のレ♭(D♭)から約2オクターヴ半上のラ♭(A♭)まで、 ハイF#キーを備えるものはその半音上のラ(A)までを演奏することができる。 ソプラノサックスと比較してネックが大きく曲がり、本体も途中で 折り返した構造となっている。 (ごくまれに全体がほぼ直管でベルだけがほぼ正面を向いた「ストレートアルト」も存在するが、一般的ではない) サックスと言えばこの構造がイメージされることも多く、 サックスの中で最も標準的な楽器といえる。 クラシカルサクソフォーンのための独奏曲、協奏曲はほとんどが アルトサックスのために書かれている。 また、ビッグバンドのサックスセクションは アルトサックス奏者がセクションリーダーを務め、主旋律を奏でることが一般的である。 アルトサックス奏者の持ち替えアルトサックスと他楽器との持ち替えはビッグバンドでは主に、クラリネット、ソプラノサックス、フルートで行われる。 小編成のコンボバンドの場合、エリック・ドルフィー(後述)のように バスクラリネットと持ち替えたり、オーネット・コールマンのように トランペットと持ち替えると言う離れ業をするものいる。 しかしながら、木管楽器であるアルトサックスと 金管楽器であるトランペットとは、演奏方法が全く違い 所謂『どっちつかず』の状態に陥ってしまうため、 アマチュアのバンドマンは、木管楽器と金管楽器の二刀流は 挑戦しないことを強く勧める。 アルトサックスを演奏するジャズマンエリック・ドルフィーエリック・ドルフィー(Eric Dolphy、1928年6月20日 - 1964年6月29日)は、ジャズのバスクラリネット、 アルト・サックス、フルート奏者。 アメリカ合衆国ロサンゼルス生まれ。 卓越した技巧と独特のアドリブフレーズで知られる。 それまでクラシックにおいて使用されるのが主だったバスクラリネットを ジャズの独奏楽器として用いたことは、後のジャズ奏者に多大な影響を与えた。 彼の独特な音楽観から、時にフリー・ジャズに分類されることもあるが、 基本的には音楽理論に乗っ取りアドリブを展開していくスタイルである。 オーネット・コールマン オーネット・コールマン(Ornette Coleman, 1930年3月9日 - )は、 米国・テキサス州フォートワース生まれのジャズ・サックス奏者。 アルトサックスの他、トランペットとバイオリンも演奏する。 1960年代の、フリー・ジャズの時代を牽引した。
ジャッキー・マクリーン ジャッキー・マクリーン(Jackie McLean、1931年5月17日-2006年3月31日)は、 アメリカ合衆国ニューヨーク出身のジャズ・サックス奏者。 本名John Lenwood McLean。「レフト・アローン」等の名演で知られる。
MALTA MALTA(マルタ、1949年9月19日 - )は、鳥取県倉吉市出身のサックス奏者。 2006年から、NHK-BS2の番組「響け!みんなの吹奏楽」での講師になり 日本中を駆け巡っている。 当該番組では、他に 北村英治、角田健一、須川展也、伊東たけしの各氏が 講師を務め、MALTAを含めたこれらの講師陣が学校・市民団体・職場等の バンドを訪れ、数回の練習と本番ステージの模様を放送する、というものである。 2007年・2008年には、毎日放送『ちちんぷいぷい夏休み特番』内の 企画「スウィングレディース」の総監督、指導・指揮者を務めた。 2002年~2008年と「第7回倉吉天女音楽祭」の音楽監督を務め、 「ジャンルを問わないコンテスト」なども開催し、倉吉の音楽文化の発展に貢献している。 渡辺貞夫 渡辺貞夫(わたなべ さだお、1933年2月1日 - )は、日本のジャズ/フュージョンサックスプレーヤー、作曲家。 栃木県宇都宮市出身。栃木県立宇都宮工業高等学校卒業。 「ナベサダ」の愛称がある。 競輪選手の鈴木誠は義理の息子。 平原まこと 平原まこと(ひらはら まこと、本名:平原 智(読みは同じ)、1952年5月2日-)は、 マルチサックスプレイヤー。サックスはもちろんの事、 クラリネット、フルートもこなす。 大阪府出身。3歳から10歳まで長崎県長崎市で過ごす。 天理高等学校を経て近畿大学を卒業。 天理高校では吹奏楽部に所属し、クラリネットを担当するとともに 副キャプテンをつとめた。 大学卒業後、昭和56年までゲイスターズにアルトサックス奏者として在籍。 以降、現在に至るまでスタジオ・ミュージシャンとして、安全地帯、 B'z、スピッツ、山下達郎、さだまさしなど、 日本を代表する数多くのミュージシャンのレコーディングやライブに 参加しているほか、三谷幸喜脚本のミュージカル『オケピ!』などにも参加している。 8時だョ!全員集合にクラリネット奏者として出演していた時期がある。 父は、トランペッターの平原勉。 歌手の平原愛花は長女、平原綾香は、次女。 2004年7月30日には、30周年記念コンサートを東京オペラシティーにて開催し好評を得る。 また、娘の平原綾香とのセッションも実現し好評であった。
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